- 他社から送られてきた資料がWord・Excel・PowerPointでできてる。
- ダウンロードしたフォーマットがWord・Excel・PowerPointでできてる。
など、積極的に使っていなくても仕事でよく出てくるのが、Microsoft Office製品(Word・Excel・PowerPoint)です。
ぼくもフリーランスになったと同時に、Office 2011 for Macを購入して使っていたのですが、
- サポートは、2017年10月に終了済み
- 2019年秋にリリース予定のmacOS Catalinaで起動できなくなる(情報元(外部サイト))
と使い続けるのがむずがしい状況です。
見れないのは困りますが、そんなに使っていないソフトだけに何とか買わずにすむ方法はないかなと調べてみたら、ありました!
それが、Microsoftが提供している無料オンラインサービス「Office(旧Office Online)」です。
この記事では、「Office(旧Office Online)」の使い方や他のOfficeの互換ソフトにもない優れた点・使ってみて気になった点を紹介してきます。
目次
Microsoft公式の無料Office互換ソフト「Office(旧Office Online)」とは
「Office(旧Office Online)」は、マイクロソフトが提供するブラウザでOffice製品が利用できるオンラインサービスです。
Office(旧Office Online)を使うメリット・デメリット
Office(旧Office Online)がどれぐらい使えるサービスなのか実際に使ってみて感じたメリット・デメリットを紹介していきます。
メリット1. Microsoftアカウントを作成すれば無料で利用できる
まずどうやって、Word・Excel・PowerPointを開くためにOffice(旧Office Online)を使うかと言うと、
Microsoftアカウントを作成するだけです。
アカウントの作成はもちろん無料ですし、Windowsのパソコンを使っている人はアカウントを持っている人も多いのではないでしょうか?
アカウントを作成するとOneDriveというオンラインストレージが5GB分使えるようになります。
ここに開きたいWord・Excel・PowerPointのファイルをアップロードします。
それぞれ開きたいファイルに合わせて、各種オンラインサービスを開きます。
Office(旧Office Online)では、ファイルの閲覧のもちろん簡単な編集も可能です。
メリット2. Microsoft公式なので互換性が高い
無料のOffice互換ソフトというだけであれば、OpenOfficeなどいくつかあります。ただ、完全に互換性があるかと言うと「No」です。
Word・Excel・PowerPointのレイアウトが崩れてしまい開けても使い物にならない。正しい内容が分からないと言うことが少なからず起こります。
その点、Office(旧Office Online)はMicrosoftが提供しているので、互換性が高くレイアウト崩れが圧倒的に少ないです。
いくつか今まで作ったファイルを試してみましたが、ほぼ問題なくレイアウト崩れもなく開くことができました。
ちなみに、ぼくはこの特徴が一番ありがたくて、他社さんと同じ資料を見て話してるつもりが実はうまく表示されてなくて話がずれてしまうと言う事故を防ぐことができます。
メリット3. Windows・Mac・Android・iOSのどれでも使える
Office(旧Office Online)は、ブラウザ上で使えるオンラインサービスなので、Windows・Mac・Android・iOSのどれでも使うことができます。
Android・iOSに関してはブラウザ上でも確認・編集できますが、使い勝手の良い専用のアプリもあるので、そちらもおすすめです。
Microsoft Word
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Microsoft Excel
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Microsoft PowerPoint
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デメリット. マクロなど対応していない機能もある
Office(旧Office Online)は、先に書いたように編集したり、新規書類を作成したりすることができます。
ただ、マクロなど一部機能は、Office365と比べると制限があります。
なので、日頃からバリバリマクロを組むなどして使っているヘビーユーザーの人にとっては機能不足なのは否定できません。
オンラインストレージを使っている人はOffice365を検討の余地あり
今回は、無料で使えるOffice(旧Office Online)を紹介してきましたが、DropBoxやGoogleドライブなどのオンラインストレージサービスを使っている人は、Office365を検討してみても良いかもしれません。
なぜなら、Office365 SoloはOneDrive1TBがついてきます。
Office365の料金とDropBoxやGoogleドライブの1TBの利用料がほぼ同じ値段なので、実質OneDriveを契約したらOfficeがついてくるようなものです。
OneDriveの機能もここ最近充実してきて、DropBoxやGoogleドライブとほぼ同じことができるので乗り換えを一度検討してみてはどうでしょうか?
まとめ | ライトユーザーならこれで十分
この記事では、無料でWord・Excel・PowerPointを見たり編集したりできるオンラインサービス「Office(旧Office Online)」を紹介してきました。
今回調べてみて、送られてきた資料を確認するだけ、テンプレートに文字入力するだけのようなライトユーザーにとっては、これで十分だと感じています。
ぼくもOffice 2011 for macがOSに対応しなくなったら、いけるところまでこの方法で乗り切ろうと思っています。
ヘビーユーザーにとっても出先でタブレットやスマホでも無料で見えるのは、嬉しいのではないでしょうか?
良かったら、一度試してみてくださいね。