画像引用元:富士フイルム公式サイト
2018年10月30日追記「【追記】GFX 50Rの発売日が11月29日に決定!」はこちらから。
2018年10月1日追記「【追記】GFX 50Rの予約が開始しました」はこちらから。
なんと、富士フイルムからコンパクトな中判ミラーレスの発売が決定しました!
2018年9月25日、富士フイルムは35mmフルサイズイメージセンサーの約1.7倍となる大型イメージセンサー(43.8x32.9mm)を搭載した中判ミラーレスデジタルカメラ「GFXシリーズ」の最新モデルとして、レンジファインダースタイルの「FUJIFILM GFX 50R」をフォトキナ2018で発表した。
この記事では、気になるGFX 50Rの発売日、価格やすでに発売されているGFX 50Sとの比較をまとめて紹介していきます。
目次
中判ミラーレスレンジファインダーカメラ「GFX 50R」発売決定
発表されたのは、レンジファインダータイプの「GFX 50R」。
現行機種の「GFX 50S」は、ペンタリズムのついた一眼タイプより小さく見えますが、幅・高さはペンタリズム部以外はほぼ同じ大きさです。
Fuji presenta GFX 50R dove la R sta per rangefinder, nuova medio formato (o super full frame) ultraleggera #GFX50R #mediapreviewday #photokina2018 pic.twitter.com/7GCf2uKLsH
— frenk c. (@francesco_frenk) September 25, 2018
人が手で持つと以外と大きいですね。
ただ厚さが66.4mm(最薄部46.0mm)・重さも775g(GFX 50Sは、厚さD91.4mm(最薄部41.6mm)・重さ825g)と小型軽量化を実現し、より機動性に優れたモデルとなります。
センサーサイズは、35mmフルサイズイメージセンサーの約1.7倍となる大型イメージセンサー(43.8x32.9mm)を搭載。画素数の5140万画素と共に、現行機種のの「GFX 50S」と並ぶスペックとなっています。
交換レンズの開発ロードマップも発表
同時に「GFX」シリーズ向けの交換レンズの開発ロードマップが発表されました。
23mm(35mm判換算:18mm)から350mm(35mm判換算:277mm)までの焦点距離をカバーする計11本の「フジノン GFレンズ」をラインナップすることを発表。
また、すべての「フジノンGFレンズ」は、「GFX50R」と同時にコンセプトが発表された1億画素のセンサー搭載の「GFX100S」にも対応できる解像力を実現するとのこと。
またプロ写真家の過酷な撮影現場での使用に耐えるため、防塵・防滴・-10℃の耐低温性能も備えています。
GFX50SとGFX50Rのスペック比較
GFX50S | GFX50R | |
---|---|---|
センサーサイズ | 43.8mm×32.9mm、CMOS | 43.8mm×32.9mm、CMOS |
有効画素数 | 約5,140万画素 | 約5,140万画素 |
手ブレ補正 | 手ブレ補正機能付きレンズで対応 | 手ブレ補正機能付きレンズで対応 |
画像モニター | 3.2型 4:3アスペクト タッチパネル式3方向チルトTFTカラー液晶モニター 約236万ドット(視野率 約100%) |
3.2型 4:3アスペクト タッチパネル式2方向チルトTFTカラー液晶モニター約236万ドット(視野率 約100%) |
記録メディア | デュアルSDカードスロットル(UHS-II対応) | デュアルSDカードスロットル(UHS-II対応) |
本体サイズ | (幅)147.5mm×(高さ)94.2mm×(奥行き)91.4mm (最薄部41.6mm) | (幅)160.7mm×(高さ)96.5mm×(奥行き)66.4mm (最薄部46.0mm) |
本体重量 | 約740g(バッテリー、メモリーカード含まず) | 約690g(バッテリー、 メモリーカード含まず) |
先に紹介した特徴以外だと、液晶モニターのチルト方向が3から2になっていますね。
GFX50Rの発売日・価格
気になる発売日は、2018年11月です。
それに先立って、予約販売の受付は10月1日(月)10時より開始するので、狙っている人はお見逃しなく。
価格はGFX 50Sの初値が約72万円なので、それと同等程度になりそうです。
【▼GFX50Sの現在の価格を確認する】
【追記】GFX 50Rの予約が開始しました
2018年10月1日10時から予約対応し始めました。発売日は2018年11月ですが、お買い忘れなく!
【追記】GFX 50Rの発売日が11月29日に決定!
11月発売となっていたGFX 50Rの発売日が、11月29日に決定しました。
中判フィルムカメラの名機「マキナ67」に変わる登山カメラの新定番
長らくプロユースの登山カメラには、レンジファインダー型の中判フィルムカメラが使われていました。
今回発表された「GFX50R」は、根強い人気のある「マキナ67」とよく似たサイズ感ですし、プロ仕様の防塵・防滴性に中判サイズの大型センサーにレンジファインダー型の携帯性の良さが加わったので、とって変わる存在になるかもしれません。
まとめ
この記事では、FGX50Rの発売日や価格、スペックとFGX50Sとのスペック比較をしていきました。
フォトキナ2018で参考出品されるようなので、これからも動向が目を離せません。
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