世界中の名作を漫画で読める!文学から経済書まで「まんがで読破」シリーズが入門書におすすめ!

ついつい漫画を読んじゃうけどその時間が無駄なんじゃないかと感じている全ての方へ。

今は電子書籍で気軽にスマホにも読めることもあって、通勤中、通学など漫画を読んで過ごす人も多いはず。でも、もっと活字の本読んだ方がいいのかなぁとなんとなく罪悪感を感じてしまったりします。本記事では、漫画で世界中の名作が読める「まんがで読破」シリーズをご紹介します。

ビジネスマンの教養、学生の受験対策にもなるので、ちょっとでもためになる漫画を知りたい方は是非ご覧ください。

目次

「まんがで読破」シリーズとは

「まんがで読破」シリーズとは、最近の若者にあまり読まれなくなってしまった名作文学を「漫画」で親しんでももらおうと、イースト・プレスから刊行されているコミック文庫のシリーズです。

2007年8月、「人間失格」・「こころ」・「破戒」の3作品を皮切りに刊行が開始し、10周年となった2017年8月には、通算139タイトル。累計部数は350万部を販売したベストセラーです。

【実際に読んだ】購入した「まんがで読破」シリーおすすめ20冊のあらすじを紹介!!

ここからは自分で買って読んだ中から選んだオススメの20冊をあらすじと一言コメントで紹介していきます。

1. 武士道 | 新渡戸稲造・作

あらすじ

世界が評価した日本人の魂!「太平洋の架け橋」として、その使命に殉じた国際人・新渡戸稲造が、日本の倫理観を英文で紹介した「武士道(Bushido:The Soul of Japan)」は、当時の米国大統領ルーズベルトなど世界の知識人から評価され、海外におけるサムライのイメージを決定づけた。「義・勇・仁・礼・誠・忠・名誉」……日本が世界に誇る精神を著した名著を漫画化!

引用:まんがで読破 | イースト・プレス

一言コメント

「武士道」ことばはよく聞くけど、どう言うものか正直わかっていませんでした。

著者の新渡戸稲造さんが、欧米人の宗教の代わりに日本人の道徳や正義を形成しているのは「武士道」だと言う内容をまとまたこの本。

日本人のベースはどこにあるのか?そんなことが少し分かる1冊です。

2. 旧約聖書

あらすじ

世界の始まりから救世主(メシア)誕生までの物語。「光あれ」神の一言で世界ははじまった。天地創造ののち、神は男女一組の人間を造り上げた。月日は流れ繁栄を極めた人間は次第に神の栄光を忘れ、傲慢になっていく。そして神はついに人間を滅すことを決意する。世界でもっとも多くの人に愛され読み継がれている宗教書・歴史書を漫画化!『新約聖書』と併せてお読みください。

引用:まんがで読破 | イースト・プレス

一言コメント

言わずとしれた世界のベストセラー「旧約聖書」

欧米の価値観のベースとなっており、他の名作でも多数引用されることが多いので、

他の本の理解を深めるためにもおすすめの1冊です

3.  破戒 | 島崎藤村・作

あらすじ

「ボクは絶対にあの戒めを破りません」「差別」という人間に根ざす社会悪を描き、漱石からも激賞を受けた自然主義文学の傑作を漫画化! 封建的身分差別が残る明治時代。青年教師・瀬川丑松は父の戒めを守り、素性を隠し暮らしていたが、同じく被差別部落出身の解放運動家・猪子連太郎の生き方に感化されてゆく。ある日、丑松の素性を疑う人物が現れ、生活は一変する……。

引用:まんがで読破 | イースト・プレス

一言コメント

載っている教科書もあるので、読んだことがある人もいるはず。

部落差別が題材の作品。テーマは重いですが、まんがなので読めます。

差別について考えさせられる1冊です。

4. 学問のすすめ | 福沢諭吉・作

あらすじ

本当の自由を求める日本人のバイブル!
「天は人の上に人を造らず、人の下に人を造らずと云えり」
…人間の尊さを説き、明治初期の刊行後300万部以上の売れ行きを記録、現在も日本人を啓蒙し続ける大ベストセラー『学問のすすめ』。
私たちは何を信じ、何を疑うべきか? 自由とは何か? 義務とは? 独立自尊とは?
原著者・福沢諭吉の人生と併せて漫画化。

引用:まんがで読破 | イースト・プレス

一言コメント

「天は人の上に人を造らず、人の下に人を造らずと云えり」

フレーズや本のタイトルは知っているものの正直、内容はこれを読むまでよく知りませんでした。

原本も良さそうですがすでに古典なので、漫画から読めるのでとっつきやすいです。

5. 失われた時を求めて| プルースト・作

あらすじ

今や私は時空を超えた存在となったのだ!マドレーヌを口した瞬間、少年時代の記憶が甦る奇妙な感覚。「私」の成長とともに描き出される、第一次世界大戦前後のフランス社交界の人間模様。それは「私」の失われた時を探し求める長い旅の始まりだった……。独自の時間解釈と記憶に対する見解を提示し、20世紀の文学・哲学概念を変革させた傑作大長編小説を漫画化!

引用:まんがで読破 | イースト・プレス

一言コメント

原作は文庫でも10巻超えの超長編小説を1冊の漫画にまとめた作品

人物の相関関係や時系列をざっくり抑えられるので、

原作に挫折した人にもおすすめです。

6. カラマーゾフの兄弟 | ドストエフスキー・作

 

あらすじ

妖艶な美女を奪い合い、長男ドミトリーと淫蕩な父親フョードルが激しくいがみ合う。家族のことに無関心な次男イワンと心を痛める三男アレクセイ。親子の確執は激しさを増し、悲劇は起こる。信仰や死、国家と教会、貧困、父子・兄弟関係など深遠なテーマを含む人間ドラマ。現代の予言者ドストエフスキー生涯最後の作品を漫画化!

引用:まんがで読破 | イースト・プレス

一言コメント

名前は聞いたことのあったドストエフスキーの名作

こちらも原作小説は3巻はある大作で、しかも哲学的な難解さもあります。

それが漫画で内容をざっくり掴めるありがたい1冊です。

7.  共産党宣言 | マルクス + エンゲルス・作

あらすじ

金が何でできているか知ってるか? 19世紀前後に起こった産業革命以後、工業化により商品の大量供給が可能になったが、貧富の差はますます広がり、人々の生活は豊かになるどころか苦しくなるばかり。労働者を酷使する生産過程の中で新たな価値を生み出す「搾取」のシステムが明らかになる・・・。 資本主義社会に生涯をかけて立ち向かった革命家・マルクスの代表作を漫画化!

引用:まんがで読破 | イースト・プレス

一言コメント

歴史の勉強でタイトルは記憶しているものの内容について知らなかった1冊

封建社会、資本主義社会、社会主義社会など概念がざっくり分かり一読の価値ありです

8.  1984年 | ジョージ・オーウェル・作

あらすじ

人間を支配する権力がどのように行使されるか知っているかね? 世界が狂っているのかそれとも僕が狂っているのか。1984年、世界は3つに分断され、オセアニア国はビッグ・ブラザーによる強固な管理体制が敷かれていた。その体制に疑問を抱くウィンストンは、政府に抵抗すべく日記をつけはじめる。東西冷戦をモチーフに、人間と権力の危険な関係を暴露し、全体主義への警鐘を鳴らした20世紀ディストピア(反ユートピア)小説の傑作を漫画化。

引用:まんがで読破 | イースト・プレス

一言コメント

村上春樹が、この小説を土台にした小説を書きたいと思って書いたのが「1Q84」です

「1Q84」は読んだことがあったので、気になっていた1冊です

さすが、現代の巨匠が参考にするほどの作品で、まんがになってもその片鱗がうかがえます

9. 蟹工船 | 小林多喜二・作

あらすじ

極寒のカムチャッカ沖。ここは地獄の釜の底だ! 昭和8年、治安当局に拷問虐殺された作家・小林多喜二の代表作。労働者と資本家の対立、下層社会を描いた「蟹工船」は実際の事件を基にした作品。軍閥支配の進む昭和初期。北洋オホーツクで蟹を獲り缶詰に加工する工場船「博光丸」では、貧しい労働者たちが働いている。不衛生な環境、長時間労働を強制する監督浅川。過酷な環境に耐えきれず、やがて労働者たちは一致団結し、ストライキを起こすが……。「資本と労働」の普遍的テーマを描いたプロレタリア文学の代表作を漫画化!

引用:まんがで読破 | イースト・プレス

一言コメント

こちらは原作も読んだことはあったのですが、漫画になってもその面白さは健在

実話が元になっていて臨場感がありますし、今のブラック企業とも重なるところがあって

リアリティーを感じながら楽しめる1冊

10. 資本論 | マルクス・作

あらすじ

金が何でできているか知ってるか?

19世紀前後に起こった産業革命以後、工業化により商品の大量供給が可能になったが、貧富の差はますます広がり、人々の生活は豊かになるどころか苦しくなるばかり。労働者を酷使する生産過程の中で新たな価値を生み出す「搾取」のシステムが明らかになる…。

資本主義社会に生涯をかけて立ち向かった革命家・マルクスの代表作を漫画化!

引用:まんがで読破 | イースト・プレス

一言コメント

こちらも原作が難解な分、漫画でざっくりやめるのがありがたい1冊

原作を読む前のウォーミングアップや復習にもおすすめです。

11. 神曲 | ダンテ・作

あらすじ

今から君を「死後の世界」へと案内しよう。 ベアトリーチェに崇高な片思いを抱く青年ダンテは、彼女の死により生きる希望を見失ってしまう。気がつくと暗い森の中をさまよっていたダンテは、古代ローマの詩人・ウェルギリウスの助けのもと、自らの進むべき道を探し出すために「死後の世界」を旅する決意をする。イタリア文学最高の古典とされる長編叙事詩を漫画化!

引用:まんがで読破 | イースト・プレス

一言コメント

多くの文芸評論家に最高傑作と認められた作品。
日本では少しなじみは薄いですが、キリスト教の有名な古典です。
ルネサンス芸術に与えた影響が大きく、多くの芸術家の発想源となった本とも言われいてます。

12. 死に至る病 | キェルケゴール・作

あらすじ

死に至る病―それは絶望。絶望とは、人間の精神のみが患う病気である。ときは19世紀のヨーロッパ。社会や個人への不安を抱え、自己疎外に陥った人々の魂の救済、精神の教化と覚醒のため、哲学者キェルケゴールの探求が始まる―――。21世紀、今も私たちをとらえて離さない「死に至る病」を現代の視点から綴ったオリジナルストーリーと絡めて漫画化。

引用:まんがで読破 | イースト・プレス

一言コメント

絶望そのものに着目する哲学的な作品。小難しそうに聞こえますが、漫画の方では現代に置き換えたオリジナルストーリーで書かれているのでとっつきやすいです。

ちなみにこちらの作品は、聖書の引用から始まります。また聖書と思いますが、日本人にとって馴染みは薄いですがさすが世界の大ベストセラー名著にもたくさん引用されています。

ちなみに今回のセールとは関係ないですが、旧約聖書も新約聖書も「まんがで読破」シリーズで刊行されているので、1度読んでみると教養が深まります。

13. マクベス | シェイクスピア・作

あらすじ

俺の未来のために……死んでくれッ!
反乱軍との戦いに勝利したマクベスとバンクォーは、帰路の途中に出会った3人の魔女に謎めいた予言を告げられる。その予言によりマクベスの運命の歯車は狂い始め、彼に生まれた小さな野心は妻の後押しも加わり、やがては国中を巻き込む悲劇を生み出すことになる。
シェイクスピア四大悲劇のひとつを漫画化!

引用:まんがで読破 | イースト・プレス

一言コメント

言わずとしれたシャイクスピアの作品。でも内容を思い出そうと思うと思い出せない人も多いのではないでしょうか?

文化祭の劇などでも演じられることの多い作品で、教養として知っておいて損なしです。

14. ガリア戦記 | カエサル・作

あらすじ

常勝軍を率いる英雄の人心掌握術!紀元前58年、ローマの平定を目指すカエサルは、属州総督の任務にふさわしい地をガリア地方と決める。しかし、ガリアでは数百におよぶ部族が乱立し、原住民たちは常にゲルマニアの脅威にさらされていた-。未開の地へと挑む英雄カエサルの偉業がいきいきと綴られ、古典最高峰とも謳われる軍事記録書を漫画化!

引用:まんがで読破 | イースト・プレス

一言コメント

2018年8月24日現在、Kindleマンガランキング1位の作品。歴史物、戦記ものが好きな方にすすめたい1冊。

15. 戦争論 | クラウゼヴィッツ・作

あらすじ

人々は平和を願っているにも関わらず、歴史とともに絶えず繰り返されてきた戦争。プロイセンの軍人・クラウゼヴィッツは「理論上の戦争」と「現実の戦争」が存在することをつきとめ、それらを分析することで「戦争の本質」を追求しはじめる。軍事学にとどまらず、政治学にまで影響を与え、現代に読み継がれる世界的名著を漫画化!

引用:まんがで読破 | イースト・プレス

一言コメント

戦争論と聞くと馴染みがなさそうですが、米陸軍戦略大学校をはじめ世界中の将校が学び、ビジネスにも応用される戦いの勝利の法則について書かれているため、ビジネスマンが読んでも勉強になる1冊です。

16. 雇用・利子および貨幣の一般理論 | ケインズ・作

あらすじ

第一次世界大戦で疲弊しきったイギリス経済は、失業率25%という大不況にあえいでいた。しかしこの国家の危機にも、経済学の主流である「古典派経済学派」は古い価値観にとらわれ、「いずれ時が解決してくれる」という姿勢から離れない。経済学者として、また財務官僚として一級の感覚を持っていたケインズは、この状況に疑問を持ち、そしてひとつの結論に達する。「不況が経済理論どおりに解決しないのは、イレギュラーな事態だからではない。 経済学そのものが、発展した社会から取り残されているからだ!」ケインズは全精力を傾け、現代の社会に対応した経済理論を開発する。それこそが、いまや経済学の教科書となった『雇用・利子および貨幣の一般理論』なのである。経済学を「近代」から「現代」へ一気に進化させた革命的な一書、その理論は「不況の経済学」とも言われ不況の時こそ彼の経済学は輝きだす。

引用:まんがで読破 | イースト・プレス

一言コメント

こちらは経済学の古典として有名な作品。とは言え、大学で経済学部に行っていた人ぐらいしか読んだことがないと思います。漫画なので教養として経済学に入門する1冊目としてもおすすめです。

17. 君主論 | マキアヴェッリ・作

あらすじ

リーダーは慕われるより恐れられろ
16世紀のヨーロッパは混乱の真っ直中にあった……。マキアヴェッリはイタリアのフィレンツェ政庁の官僚として、がむしゃらに働き、各国の君主たちと出会い、宗教、道徳から切り離された現実主義的な政治理論を創始していく……。リーダーが歩むべき道を示す権謀術数書『君主論』をマキアヴェッリの人生とあわせて漫画化!

引用:まんがで読破 | イースト・プレス

一言コメント

いつの時代も変わらない人を動かすリーダー論が学べる1冊。ビジネスマンにおすすめです。

18. 罪と罰 | ドストエフスキー・作

あらすじ

これほど自分だけが絶対と信じる人々はかつていなかった。ロシアの国民的作家、ドストエフスキーが描いた、「現代の預言書」とも呼ばれる文学の最高峰を漫画化! 頭脳明晰な青年ラスコリニコフは独自の倫理観に基づき、強欲な金貸しの老婆を殺害し、目撃者のその妹まで殺してしまう。想定外の事故、良心の阿責、警察の捜査の影に怯え始めるラスコリニコフ。自首か、逃亡か。娼婦ソーニャの生き方に心を打たれた彼の選んだ結末は……?

引用:まんがで読破 | イースト・プレス

一言コメント

格差がもたらした犯罪を描いた長編小説。また「人を殺すことはなぜ許されないのか」について書かれた作品です。

19. 古事記 | 太安万侶・作

あらすじ

1300年前から読み継がれる日本の原点!
もはや教育の現場から姿を消した「神話」。なぜ神話が存在し、人々は神を崇めるのか?古来より人々は歴史を神話に例えて語り継いできた。それを日本で初めて文字として書き記したのが文官・太安万侶である。有史以来、長い日本の歴史を紐解くべく、数世紀にわたる編纂を経て伝えられてきた日本最古の歴史書のひとつを漫画化!

引用:まんがで読破 | イースト・プレス

一言コメント

日本最古の歴史書。ただ、その内容をちゃんと知っている人は少ないのではないでしょうか?一度読んでおくと、神話について理解が深まり国内旅行の楽しみも増えますよ。

20. こころ | 夏目漱石・作

あらすじ

「わかっていますか? 恋は罪悪ですよ?」 日本文学史に輝く文豪・夏目漱石が人間のエゴイズムに迫った名作を漫画化! 人間を信用せず、豊富な知識を持ちながら仕事にも就かず、美しい妻と隠居生活を送る「先生」には、人には言えない暗い過去があった。ある日、「先生」のもとに突然、一通の遺書が届く。遺書が物語る「先生」の壮絶な過去とは?

引用:まんがで読破 | イースト・プレス

一言コメント

教科書にも載っている夏目漱石の代表作。大人になって改めて読んでみる、新しい発見もあって面白いですよ。

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まとめ

まとめてて気づいたのですが、タイトルは聞いたことがあるけど、よく知らない作品がばかりでした・・・。

あらためて思いますが、これらの作品が漫画でサクッと読めるのはいい時代だなと思いました。

僕も上にあげた以外にも、新しいジャンルの入門書を探す時に最初に「まんがで読破」シリーズから探すようにしています。

皆さんも良かったら、気になる1冊だけでも読んでみてくださいね。