この記事では、スーパーなどで売っている市販のうなぎの蒲焼きを緑茶を使ってふわふわにする方法を紹介します。
昔に比べて、うなぎが高くなりましたよね。でも、土用の丑の時ぐらい安いので良いから食べたいなぁと言う人も多いはず。
ただ、市販のうなぎの蒲焼きは、安いものだと皮がゴムみたいに硬かったりと折角のうなぎなのに、美味しく食べれません。
そんな悩みを解決するのが、うなぎの蒲焼きを緑茶で煮込む方法です。
うなぎの蒲焼きを緑茶で煮込むとふわふわでジューシーな食感に変わって、美味しく食べられます!
なぜ緑茶で煮込むと柔らかくなるのか?や詳しい作り方について、紹介していきます。
目次
緑茶に含まれる「タンニン」がふわふわの秘密
まず、うなぎが硬くなってしまう原因から紹介しましょう。
うなぎには、たくさんのコラーゲンが含まれています。このコラーゲンが、時間が経つと固まってきてしまい、蒲焼き自体が硬くなってしまいます。
このコラーゲンをやわらかくするのが「タンニン」です。タンニンがコラーゲンと結合することで、適度に柔らかくする性質を持っています。
ただ、ここで疑問が湧きます。
それは大丈夫!
タンニンはうなぎのタンパク質と結合すると渋みが弱まります。
ただ、茶葉から入れた緑茶はタンニンが多すぎるので、市販のペットボトルがおすすめです。
そうなんです。実際に調理して食べてみましたが、ペットボトルの緑茶だとほとんど緑茶は感じませんでした。
ちなみに味は飛んでしまうので、普通のペットボトルの緑茶で大丈夫です。
タンニンを含む別のお茶でもOK
タンニンを含んで入れば他のお茶でもOKです。烏龍茶や紅茶(無糖)などでも代用できます。
市販のうなぎの蒲焼きをふわふわで美味しくする方法
用意するもの
- 市販のうなぎの蒲焼き・・・好きな分
- ペットボトルの緑茶・・・適量
- フライパン
- 市販のうなぎの蒲焼きに付いているタレ
緑茶でうなぎの蒲焼きを煮る方法
1. 流水でうなぎの蒲焼きを洗う
まず、うなぎの蒲焼きを流水であらいます。こうするとうなぎの臭みがさらにとれます。
タレも一緒に流れてしまいますが、またタレで煮込むの大丈夫です。
2. うなぎを好きな大きさに切る
このあと、フライパンに緑茶を入れてそこで煮込んでいくので、フライパンに入れやすく、食べやすい大きさに切っていきます。
3. フライパンに緑茶を入れる
フライパンに緑茶を入れていきます。量は、うなぎが浸るぐらい。この時、緑茶はあったかくても冷たくても大丈夫です。
4. うなぎを並べて、蓋をして弱火で蒸す
緑茶を入れたフライパンにうなぎを並べます。その後、蓋をして弱火で5分程度煮ます。
5. 蓋を開けて、煮汁を飛ばす
フライパンの蓋を開けて、中火にして煮汁を飛ばしていきます。
この時に、うなぎの蒲焼きに付いてきたタレを加えて、煮汁と混ぜます。
少し煮汁が残るぐらいで完成です。
【レビュー】実際にやってみて食べて見た。
実際に、この方法でうなぎの蒲焼きをやわらかくしました。
確かにふわふわになって、皮の硬いうなぎの蒲焼きに比べるとかなり満足度が高いです。
また、緑茶の風味などは感じませんでした。
もちろん、高級店で食べる肉厚なできたてのうなぎに比べると
ふわふわ感では負けませんが、表面のカリッと感や適度な歯ごたえは負けます。
でも、かなり美味しくなるので、次も食べるときはこの方法で食べようと思いました。
まとめ
この記事では、市販のうなぎの蒲焼きを緑茶でふわふわに美味しくする方法を紹介してきました。
なかなかうなぎも高価になってしまいましたが、連日暑い日も続いています。元気をつけるために、緑茶で煮込んだうなぎを試してみてはいかがでしょうか?
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