【コピペで簡単】パスワード管理ソフト「LastPass」から「Bitwarden」への移行方法

この記事では、パスワード管理ソフトを「LastPass」から「Bitwarden」に移行する方法について紹介していきます。

LastPassは無料プランでも使いやすくて愛用していたのですが、2021年3月から無料プランだとPCかモバイル端末（スマホ・タブレット）のどちらかでしか使えなくなりました。

AmazonなどPCからもモバイル端末（スマホ・タブレット）からもアクセスしたいサイトやサービスがあり、どちらかしかアクセスできなくなるのは不便です。

有料プランも検討したのですが、調べてみると「Bitwarden」が無料でPCからもモバイル端末（スマホ・タブレット）からもアクセスできたので、移行しました。

そこでこの記事では、LastPassからBitwardenへの移行方法を紹介していきます。

【▼Bitwardenの導入方法・使い方はこちら】

LastPassからBitwardenへ移行する手順

LastPassからBitwardenへ移行する手順は、いくつかあるのですがコピぺでできる手軽な方法を紹介していきます。

CSVでの移行もあるが、文字化けする場合も…

LastPassもBitwardenもCSVのエクスポート/インポートに対応しているのですが、試してみると文字化けしてしまうことがあります。

なので、この記事ではうまくいったコピペを使った方法を紹介します。

具体的な手順は、下記の通りです。

コピペと聞くと1件ずつやるの？と思うかもしれませんが、まとめてできるのでLastPassにすでに大量にパスワードが登録してある方でも簡単です。

早速、細かく手順を紹介していきます。

まずはブラウザ上で、LastPassにアクセスしてログインします。

左側のメニューの下の方にある「Advanced Options」を選択し、さらに「Export」を選択します。

ここでログインID/パスワードが求められるので、入力します。

すると全部のパスワードの情報がテキストで表示されるの、全文を選択してコピーします。

パスワードはそのまま表示されるので、取扱注意！

ここで表示されるパスワードは、暗号化などされずそのまま表示されるため、移行後にはクリップボードから削除しておくなど取り扱いには十分に注意してください。

Bitwardenにアクセスしてログインします。

▼まだ登録してない人は、こちらの記事を参考にしてください。

ログインしたら、上部のメニューバーの「ツール」を選択します。

次に左側のメニューから「データをインポート」を選択します。

続いて、下記の手順で先ほどコピーしたログインIDパスワードの情報を貼り付けていきます。

これでLastPassのデータをBitwardenに移すことができました。

2まででBitwardenに情報は移せたのですが、普段使いする上ではPCブラウザの拡張とスマホアプリもLastPassからBitwardenに移行しておきます。

下記のページから使っているブラウザ拡張やスマホアプリをダウンロードします。

それぞれのブラウザ拡張やスマホアプリでログインします。

このままだとLastPassとバッティングしてうまく機能しないことがあるので、LastPassのブラウザ拡張、スマホアプリをアンインストールしておきます。

3までで移行は完了したのですが、パスワードという性格上、LastPassに残っているパスワードは削除しておくことをおすすめします。

もちろん、Bitwardenへの移行が失敗している可能性も考えて一定期間残しておいたり、先ほどコピーした内容をテキストファイルとしてバックアップしておくのが安全です。

この記事では、LastPassからBitwardenへの移行方法を紹介しました。

移行方法はとても簡単だったので、LastPassが使いにくくなったなと感じていた方は試してみてください。