2008年にアニメ化され大ヒットとなった『狼と香辛料』のVRアニメの製作が発表されました!
新作VRアニメ『狼と香辛料VR』製作開始! シナリオは支倉凍砂書き下ろし、声優は小清水亜美さん、福山潤さんの原作アニメタッグ! アニメの中に入るという新体験。2019年初頭。VIVE、Rift、他対応予定。乞うご期待! #狼と香辛料VR pic.twitter.com/b0TY2lSTGe
— SpicyTails@ (@spicytails) July 16, 2018
狼と香辛料VRでVRデビューする方にとっては、何が必要なのか分かりませんよね。
簡単に言うと必要なものは2つ
狼と香辛料VRを見るために必要なもの
- VRヘッドセット
- 必要スペック以上のPC
しかし、このPCとVRは、選択を間違えると狼と香辛料VRを見ることができません。
実は、それでは見れない可能性が高いです。
現状はHTC VIVE、Oculus Riftと言う5万円以上するハイエンドVRが対象になりそう。
これも普段からゲームやるようなハイスペックPCを使ってない限り、買い替えが必要かも。。。ちなみに値段は10万円以上します。
そう、VRでホロが目の前を動き回るのを見るには、結構ちゃんとしたVRの環境を整えないといけないのです。
そこで、狼と香辛料VRを楽しむ前に知っておきたい!『狼と香辛料VRの必要スペック』『ライトユーザー向けのVRヘッドセットとゲーミングPC』『ヘビーユーザー向けのVRヘッドセットとゲーミングPC』を順番にご紹介します。
【追記】『狼と香辛料VR』クラウドファンディングinキャンプファイア開始
クラウドファンディングの概要やリターンについてすぐに知りたい人はこちらをどうぞ。
目次
狼と香辛料VRの必要スペック
必要スペックとは
「このスペック以上であれば狼と香辛料VRが見れますよ」
と公式が発表している最低ラインのスペックです。
ただ、狼と香辛料VRは製作が発表されただけなので、まだ明確な必要スペックは分かっていません。この記事でも、発表あり次第、随時更新していきます。
ただ、『狼と香辛料』シリーズの原作者である支倉凍砂氏は、他にもVRアニメーション作品『Project LUX』を手がけており、そちらも対応機種がよく似ているので、暫定でそちらのスペックを紹介しておきます。
【参考】Project LUXの推奨スペック
必要スペック | |
---|---|
対応OS | Windows 7(64bit) Windows 8.1(64bit) Windows 10(64bit) |
グラフィック | Nvidia GeForce GTX 770 / AMD Radeon R9 280X |
CPU | Intel CPU Core i3以上 |
DirectX | Version 10 |
ストレージ | 4 GB 利用可能 |
メモリ | 8 GB RAM |
VR対応機器 | HTC Vive、Oculus Rift、PlayStation VR |
対応言語 | 日本語、英語、中国語(繁体字) |
狼と香辛料VRは公開が2019年なので、対応OSなど少し変わるかもしれませんが、大まかには同じになるのではないでしょうか。
PlayStaion VRに関しては、現在明言されてはいませんが、対応させたい気持ちはあるようです。
ありがとうございます! 今のところ、予定、という感じです……が、可能な限り出したいと思ってます!
— SpicyTails@ (@spicytails) July 16, 2018
Oculus Goへの対応は?
2018年5月に発売以降、人気のOculus Goへの対応はどうなのでしょうか?原作者様が以下のようのツイートをされているので、対応の可能性はありそうです。
ただ、「VRならではのホロに触る体験をしたい!」となると、上で紹介したハイエンドVRを必須になりそうです。
ただOculusGoにできれば対応したくて、その時は奥行きが取れない(アニメの中の世界で言うと、立ってる場所から動けない)ので、パンt……尻尾に顔を近づけてモフモフはできません。
— SpicyTails@ (@spicytails) July 16, 2018
【追記】『狼と香辛料VR』公式サイトでオープン!対応デバイスも公開
公式のティザーサイトにて、対応機種が公開されました。制限なしで体験したければ、HTC-VIVEとOculus Riftが推奨。ともかく、狼と香辛料VRを見たいという人はOculus Goというイメージですね。
“最高の体験”用
※WinMRも多分動作するが、詳しい人以外オススメしない
※PlayStationVRも移植予定
“疑似的に二次元の中に入る”用
※スマホ向け提供はなし
他にも新情報が発表!
発表①『狼と香辛料VR』の世界を彩る音楽担当は、前回『Project LUX』に引き続きn-buna様に引き受けていただけました! しかも今回はちょっと趣向を凝らしていて、チャレンジブルな曲になりそうです! 続報お楽しみに! pic.twitter.com/YNc87KKFSp
— SpicyTails@ (@spicytails) September 14, 2018
発表②『狼と香辛料VR』のクラウドファンディングを行います! VR市場は現状とても小さく、製作費回収でさえ困難です。しかし、コンテンツがないと普及もせず、VRの良さも伝えられないと思っています。グッズ(複製コインとか!)等も鋭意準備中です。未来のコンテンツのためによろしくお願いします! pic.twitter.com/f5qqWDMj9e
— SpicyTails@ (@spicytails) September 14, 2018
また新情報として、
- 音楽担当は、『Project LUX』に引き続きn-bunaが担当
- CAMPFIRE及びKickstarterのクラウドファンディングを11月に実施予定
が発表されました。今後も目が離せません!
【追記】『狼と香辛料VR』クラウドファンディングinキャンプファイア開始
『狼と香辛料VR』クラウドファンディングinキャンプファイア開始します!https://t.co/1WScVV9RI7
For Japanese residents only. If you live outside of Japan, please wait for the kick starter next week.
— SpicyTails@ (@spicytails) November 25, 2018
公式サイト開設時に予告されていたクラウドファウンディングのCAMPFIRE(キャンプファイヤー)でプロジェクトが開始されました。
開始2時間で目標を達成したようですが、まだまだ受付はしています。
『狼と香辛料VR』クラウドファンディングinキャンプファイアのリターン一覧
クラウドファンディングのリターンは以下のようなものが準備されています。
支援金額 | リターン |
3,000円 | --**一粒の麦セット**--
ゲームDLキー |
4,000円 | --**燕麦パンセット**--
オリジナルフリーサイズTシャツ |
6,000円 | --**旅立ちセット**--
ゲームDLキー |
8,000円 | --**ライ麦パンセット**--
文倉十氏描きおろし複製原画・額装入り |
9,500円 | --**ふすま入りパンセット**--
オリジナル食器セット |
12,000円 | --**行商人独り立ちセット**--
ゲームDLキー |
12,800円 | --**小麦の丸パンセット**--
テーマ曲を編曲したオリジナルオルゴール |
12,800円 | --**小麦の巻パンセット**--
オリジナルコインセット・額装付き |
18,000円 | --**町商人開業セット**--
ゲームDLキー |
25,000円 | --**高級パン盛り合わせセット**--
オリジナルオルゴール |
35,000円 | --**ベテラン商人の証セット**--
ゲームDLキー |
57,000円 | --**かつての旅の思い出セット**--
ゲームDLキー |
57,000円 | --**黄金の両替商セット**--
ゲームDLキー |
80,000円 | --**大商人の宝物庫セット**--
ゲームDLキー |
120,000円 | --**狼と香辛料亭開業セット**--
ゲームDLキー |
150,000円 | --**賢狼ホロの遠吠えセット**--
ゲームDLキー |
250,000円 | --**賢狼ホロの甘噛みセット**--
ゲームDLキー |
400,000円 | --**賢狼ホロと月夜の宴会セット**--
ゲームDLキー |
3,000円〜400,000円までバリエーションが豊富に取り揃えられています。
ゲームで遊んで見たい!と思っている人は、一般販売より安く手に入るこの機会に是非!
【追記】Oculus Quest、PS VRに対応決定
『狼と香辛料VR』クラウドファンディングinキャンプファイアの目標金額はそうそうに達成されましたが、ストレッチゴールに設定されていた
- PS VRに対応
- Oculus Questに対応
もすぐに達成されました。
作者のTwitterで報告もありました。
『狼と香辛料VR』クラウドファンディング、ストレッチゴールの1500万達成いたしました! ありがとうございます! 集まった資金で、PSVRに対応いたします!(ゲームDLキーについては発売一か月前(来年の三月ごろ)にご希望の機器を再度お尋ねします。またパッケージ版にPSVR版は入りません) pic.twitter.com/Zr6ZQNm0l4
— SpicyTails@ (@spicytails) November 26, 2018
皆様から支援いただいた資金で、スタンドアローン6Dofで期待高まるOculusQuest開発を目指します。VRアニメの普及に一役買えたら、と願っております!(リワードに対する扱いや、DLキー等については、後ほど各クラウドファンディングページにて説明いたします) pic.twitter.com/zzdmG93AeB
— SpicyTails@ (@spicytails) November 28, 2018
2019年1月19日まで実施されているので、支援がまだの人は検討してみてください。
ライトユーザー向け人気のゲーミングPCとVRはコレ!
「とりあえず、狼と香辛料VRが見れればOK」
と考えているライトユーザーにはGTX1060 6GB搭載のゲーミングPCとOculus RiftのVRが人気です。
実は、上であげた狼と香辛料VRの必要スペックより、Oculus Rift やHTC VIVEのVRヘッドセットの推奨スペックの方が高スペックなので、VRヘッドセットの推奨スペックに合わせておけば、問題なく見えます。
【合わせて読みたい】
コスパ重視!i3-8100とGTX 1060(6GB)を搭載『マグネイト IT』
OS | Windows 10 Home 64ビット | ||
---|---|---|---|
CPU | インテル Core i3-8100 (3.60GHz/4コア/6MBキャッシュ) | ||
GPU | NVIDIA GeForce GTX1060 6GB (2スロット使用/DVI x1, HDMI x1, DisplayPort x3) | ||
電源 | DELTA 500W 静音電源 (80PLUS BRONZE / GPS-500EB D) | ||
メモリ | 8GB DDR4 SDRAM(PC4-19200/4GBx2)(※オプション+5,680円(税抜)) | ||
SSD | SSD 無し | ||
ハードディスク/SSD | 1TB HDD | ||
光学ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ (DVD±R DL 対応) | ||
マザーボード | インテル H310 チップセット マイクロATXマザーボード PCI-Ex16 x1, PCI-Ex1 x2 / メモリスロット x2 / SATA3 x4 / M.2 x1 / COM x1 |
||
入出力ポート | 前面:USB3.0 x2 背面:USB2.0 x2 USB 3.1 Gen1 x2 | ||
キーボード | 日本語キーボード | ||
マウス | 光学式ホイールマウス ブラック | ||
サイズ | 190(幅)×420(奥行き)×360(高さ) mm | ||
重量 | 約7.8Kg | ||
持込修理保証 | 保証期間1年 |
VRヘッドセットの推奨スペックのGTX1060 6GB搭載のゲーミングPCのなかでも
「コスパがいい」と評判の第8世代のi3を積んでいる『マグネイトIT』がおすすめです。
メモリが4GBだったのでオプションで8GBにする必要がありますが、税込で10万円ちょっと。i5やi7を基本に考えるとこの値段にはおさまらないのですが、i3が選択肢に入ってきたことでこの価格で推奨スペックを満たすパソコンが変えます。
また標準だとSSDなしなので、そこもオプションで追加するとさらに快適になります。
VRヘッドセットはOculus Riftがおすすめ!その理由は『独自技術』
狼と香辛料VRが対応が予定されているVRヘッドセットは、今のところ『HTC VIVE』と『Oculus Rift』の2つです。
なかでもOculusRiftをすすめる理由は
「45fpsを90fpsのように見せる独自の技術がある」
からです。
「45fpsを90fpsのように見せる独自の技術がある」からOculusを勧めてるが、Viveにも同様の技術あるんでそれダウトなー https://t.co/0z8AQgRHgr
— ROBA (@vjroba) July 20, 2018
フレームレート90fpsないと気持ちが悪くなる(VR酔いする)
『狼と香辛料』シリーズの原作者である支倉凍砂氏のVRアニメ『Project_LUX』の口コミを見ても
カクつきについて書かれていないので、必要スペックを満たしていれば
『狼と香辛料VR』を見る分には問題なさそうです。
ただ、折角ゲーミングPCとVRヘッドセットを買ったら他のコンテンツも楽しみたくなると思います。
その時に気になるのがVR酔い。
しかし『画質調整』と『Oculus Rift』を使えば90fpsのようにプレイすることができます。
手に近いと評判のOculus Touch
またOculus RiftとHTC VINEの大きな違いとして『モーションコントローラーの感覚の違い』があげられますです。
HTC VIVEのモーションコントローラーが剣を持っているような感覚なのに対して、
Oculus Riftのモーションコントローラー『Oculus Touch』は手に近い感覚です。
『狼と香辛料VR』は、いわゆる全天球動画ではなくて、奥行きが取れるものなので、対応機器を持っているとホロのパn……尻尾に顔を当ててもふもふできます。
— SpicyTails@ (@spicytails) July 16, 2018
公式でもこう書かれているように、ホロに触る時に手に近い感覚の方がより、臨場感が増します。
HTC VIVEは、アマゾンと公式サイトのどちらでも購入できますが、常に品薄なのであったら確保しておくのが吉かも
ちょっと高いが将来を見据えて買いたい人向け『ガレリアDT』
OS | Windows 10 Home 64ビット | ||
---|---|---|---|
CPU | インテル Core i5-8500 (3.00GHz-4.10GHz/6コア/9MBキャッシュ) | ||
GPU | NVIDIA GeForce GTX1060 6GB (2スロット使用/DVI x1, HDMI x1, DisplayPort x3) | ||
電源 | DELTA 450W 静音電源 (80PLUS BRONZE / GPS-450EB E) | ||
メモリ | 8GB DDR4 SDRAM(PC4-21300/4GBx2/2チャネル) | ||
SSD | 240GB SSD | ||
ハードディスク/SSD | 1TB HDD | ||
光学ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ (DVD±R DL 対応) | ||
カードリーダー | SDカードリーダー[SD / Micro SD (SDXC対応)]付属 | ||
マザーボード | インテル H310 チップセット マイクロATXマザーボード PCI-Ex16 x1, PCI-Ex1 x2 / メモリスロット x2 / SATA3 x4 / M.2 x1 / COM x1 |
||
入出力ポート | 前面:USB3.0 x2 背面:USB2.0 x2 USB 3.1 Gen1 x2 | ||
キーボード | GALLERIA Gaming Keyboard | ||
マウス | GALLERIA レーザーマウス (3200dpi レーザーセンサー、8ボタン、有線) | ||
サイズ | 185(幅)×395(奥行き)×370(高さ) mm | ||
重量 | 約8.2Kg | ||
持込修理保証 | 保証期間1年 |
「VRとゲーミングPCを折角買うなら他のゲームやコンテンツも楽しみたい」
と言う方におすすめなのは、
ゲーミングPCとして人気のあるガレリアDTです。
第8世代で進化したのは、Core i5も同じです。従来のCore i7同等の性能があります。またGTX1060(6GB)と組み合わせることで、フルHDゲーミングにおいても全く問題のないパフォーマンスを発揮するので、ハイエンドVR使う場合も安心感があります。
それでいて価格も10万前半とコストパフォーマスが良いので、 将来的にもっとハイエンドなVRが出てきたり、ゲームをやりたくなっても大体、この1台でまかなえます。
持ち運びをしたい人にはゲーミングノートPC『ガレリア GCF1060GF-E』
OS | Windows 10 Home 64ビット (ディスク付属) | ||
---|---|---|---|
CPU | インテル Core i7-8750H (2.20-4.10GHz/6コア/9MBキャッシュ) | ||
グラフィック機能 | NVIDIA GeForce GTX1060 6GB + インテル UHDグラフィックス630(Optimus対応) | ||
メモリ | 8GB DDR4 SO-DIMM (PC4-21300/4GBx2/2チャネル) | ||
SSD | 250GB SSD (M.2スロット / AHCI接続) | ||
ハードディスク/SSD | 1TB HDD(5400rpm) | ||
光学ドライブ | 光学ドライブ無し | ||
カードリーダー | SDカードリーダー (SDXC対応) | ||
マザーボード | モバイル インテル HM370 チップセット搭載マザーボード メモリスロット x2 |
||
入出力ポート | USB2.0 x1/ USB3.0 Type-A x2, Type-C x1 | ||
ディスプレイ | 15.6インチ フルHD 液晶 (LEDバックライト / 1920×1080ドット表示) | ||
バッテリー | リチウムイオンバッテリー(約4.6時間) | ||
キーボード | 日本語キーボード | ||
無線LAN | Intel Wireless-AC 9560 (IEEE802.11 ac/a/b/g/n) | ||
WEBカメラ | HD WEBカメラ | ||
サイズ | 360(幅)×245(奥行き)×27(高さ) mm(突起部含まず) | ||
重量 | 約2.0kg(バッテリー含む) |
GALLERIA(ガレリア) GCF1060GF-Eの詳細を見る
「持ち出しパソコンとしても使いたいからデスクトップはちょっと・・・」
と言う人におすすめの
ゲーミングノートPCもあります。
第8世代のi7とGTX1060(6GB)を搭載しているので、性能的にはデスクトップPCをも上回ります。
気をつけたいのはUSBポートが足りないことです。ただ、USB3対応のUSBハブが使えるので、合わせて購入すれば大丈夫です。
GALLERIA(ガレリア) GCF1060GF-Eの詳細を見る
ドスパラのパソコンばかりだけど、他のBTOショップや自作はどうなの?
今回は、ドスパラのパソコンを紹介しましたが、正直、他のBTOショップでもそんなに価格差はないです。
ただBTOショップは多少パーツの知識が必要であったり、トラブルに対処する機会がメーカーPCに比べると多かったりするので、総合点の高い大手のドスパラを紹介させてもらいました。
他のBTOショップや自作PCも気になる方向けの記事も書いたので良かったらどうぞ!
Macではやれないの?
最新のMacだと一部対応している機種もありますが、専用機種を今から買うならWindowsのBTOマシンのが割安でいいかもです。
詳しく知りたい人はこちらの記事をどうぞ
まとめ
この記事では、狼と香辛料VRを見るために必要なスペックとそれを満たすおすすめPCとVRヘッドセットの紹介しました。
まだ情報が揃っていないので、変わってくる点もあると思いますが、随時更新していきます。