最近話題のVRヘッドセット・VRゴーグル。3Dコンテンツもさることながら、手軽に映画館のような映画体験ができることでも人気を集めています
でも各社いろいろ競って出しているので「何を買っていいのか分からない!」という人も多いのではないでしょうか?
そこでこの記事では、VRヘッドセット・ゴーグルでやりたいこと別におすすめの機種を分かりやすく紹介していきます
目次
VRとは?
そもそもVRとは何でしょう?「VR」とは「virtual reality(バーチャル=リアリティ)」の略ですが、最近よく言われているVRとは、VRヘッドセット・VRゴーグルを使うことで、仮想空間にいるような体験できるもののことを言います。
仮想空間にいるような体験とは、360度見渡せるコンテンツの中に入り込んだような体験や、自分の動作が仮想空間に反映される体験のことを言います。
もともとは高度な処理ができるPCが必要で高価な機器を使わないと体験できないものでしたが、スマホとレンズ付きのVRゴーグルを使って体験できたり、独立型のVRヘッドセットも安くなってきており、日本でも普及の兆しをみせています。
【目的別】VRヘッドセット・VRゴーグルの選び方・おすすめ機種を紹介
一言でVRヘッドセット・VRゴーグルと言っても、いろいろな種類があります。
現状のVRヘッドセット・VRゴーグルを大きく分けると
- 別途、機器(スマホ or パソコン)が必要か否か
- トラッキング機能の有無
を基準に、スマホVR、独立型ヘッドセット、ハイエンドVRの3つに分類できます。
別途、機器が必要 | 別途、機器が不要 | |
---|---|---|
トラッキング機能がある | ハイエンドVR(PC等が必要) | 独立型ヘッドセット |
トラッキング機能がない | スマホVR(スマホが必要) |
とりあえずVRを体験するなら「スマホVR」
まず一番手軽なのだ、スマホVRです。
こちらはVRゴーグルにスマホをセットすることでVR体験ができます。
このVRゴーグルもかなり種類がありますが、
- 自分の持っているスマホに対応しているか
- ゴーグルの素材(耐久性)
- 別途コントローラーを使うか
が基準になってきます。
ハコスコ タタミ2眼
なんとダンボール製な簡易な作りであるかわりになんと700円(2018年6月現在)です。
実はもうスマホさえあれば、1000円以下でVRを体験できます。
また対応機種も幅広くiPhoneもAndroid(※1)も対応しています。
とりあえずVRを体験してみたい人へのお試し用に最適です。
※1:一部対象外の機種もあるので、詳細はハコスコ公式サイト「スマートフォン対象機種」をご確認ください。
SAMONIC 3D VRゴーグル
今、Amazonで一番売れているVRゴーグルです。
- で非球面光学レンズでブルーライトをカットする機能、電磁放射線防護機能がついていて、目の疲れにくい
- ゴーグルが自由でピントを調節して、一番見やすい状態までセットすることができます メガネなしでも体験できる(近眼がきつい方は、対応できない場合もあります)
- Bluetoothコントローラ&イヤホンがついてくる
- 日本語の説明書つき 24時間アフターサービスと365日保証つき
これで、3000円しないのは凄い!
Canbor VRゴーグル
今、Amazonで色違いで2位と3位とこちらも売れているVRゴーグルです。
その人気の秘密は、
- 4-6.3インチのほとんどのiPhone/Androidに対応しているという汎用性
- 頭や顔に触れる部分はクッションがあり、着け心地が良い
- 頭の上にもバンドがあるT型ヘッドバンドなので装着していてもズレにくく、疲れにくい
- Bluetoothコントローラーも付属
です。それでいて低価格なので、VRゴーグルを快適に使いたい方におすすめです。
Galaxy Gear VR
Galaxy Gear VR with Controller 【Galaxy純正 国内正規品】 Note8対応モデル 専用コントローラ付属 SM-R32510117JP
こちらの機種の特徴、何と言ってもコンテンツの豊富さです。
あとで紹介するOculus Rift/GoなどのVRヘッドセットも提供しているOculusのアプリが使えるので、ゲームなどのコンテンツの量が他のスマホVRに比べて圧倒的多いです。
対応機種はGalaxyのみと少ないのですが、その分ぴったりサイズに仕上がっています。
スマホVRでゲームをしっかり楽しみたい方はにおすすめです。
手軽さと機能のバランスがちょうどいい「独立型ヘッドセット」
独立型ヘッドセットは、その名の通りVRヘッドセット以外にスマホやPCが必要ないことが特徴です。
そのため、外に持ち出して楽しんだり、イベントで使ったり、友達に試してもらったり、使い方の幅が広がります。
またスマホVRに比べると
- 専用のコントローラーがあるので操作がしやい(一部、トラッキング機能も体験できるコンテンツもあり)
- 専用コンテンツが充実している
- 専用設計で装着感が良い
などワンランク上の体験ができます。
また、スマホVRと同じ3Dofだけでなく、このあと紹介するハイエンドVRと同等の6Dofのものも増えてきました。
具体的に3DoFと6DoFで何が違うかと言うと、トラッキングの方式が違います。
下のTwitterの説明が分かりやすいのですが、Oculus Goなど(3DoF)は、視界は360度見えますが、自分がその空間の中心なのは変わらないので、VR空間内での物や人との距離感はあくまで一定です。
それがOculus RiftなどのハイエンドVR(6DoF)は、視界が360度見えるのは同じですが、空間内での物や人との距離感も変えられ、近づいたり、離れたりする事ができます。
いらすとやがVR関連イラスト連発してるけど、これ超分かりやすいな
左がOculus RiftやViveやPSVR
右がOculus GoやスマホVR
実際の体感の違いだと、眼の前に可愛い女の子がいるとして6DoFなら顔や体をグイッと近づけると、本当に近づける
3DoFだと近づいた距離だけそのまま逃げていく pic.twitter.com/CMuVQQ5L95— bironist (@bironist) May 24, 2018
Oculus Go
こちらは2018年5月に発売された最新のVRヘッドセットです。その魅力は何と言っても機能のわりにリーズナブルな価格。23,800円(税込)からと手の届く価格になってきました。
今、国内でも売れている商品なのでユーザーが多くコミュニティーが活発なのも魅力の1つです。
また、このツイートにもありますが売れ行き好調の理由は映像視聴用デバイスとして評価されているからです。
なるほど。「40%のユーザーはゲームアプリで一切遊ばない」「99%のユーザーは映像を視聴している」「利用時間の83%が映像視聴やエンターテインメントアプリに費やされている」
売れている「Oculus Go」、映像視聴に特化し手軽なHMDに https://t.co/GNz4fdynNG
— Masaki Ohno (@masarp) June 27, 2018
僕も持っていますが、一番良かったと思うのは手軽でコンパクトなホームシアターを手に入れたという感覚が強いです。
なので映像を見るのが好きな方は買って損はないと思っています。
ちなみに購入方法は、Oculus公式ページからとなっています。詳細についてはこちらの記事をお読みください。
Mirage Solo
こちらもOculus Goと同様、2018年5月発売のVRヘッドセットです。
なので、Oculus Goと比較されることが多いのですが、こちらの方が高機能です。WorldSenseに対応した初めてのデバイス、そして低価格6DoF対応VRヘッドセットです(ちなみにOculus Goは3DoF対応)。
WorldSenseとは、加速度センサーと2眼の魚眼レンズを持ったカメラを使ってユーザーの頭の位置のトラッキングを行い6軸(XYZ方向の向きとXYZの位置検出)検出できる方式のことです。
ただ付属コントローラーは回転のみのトラッキングとなっており手を自由に動かすことはできないので注意が必要です。
トラッキング機能は、スマホVRやOculus Goより優れています。より高度なトラッキング機能が必要になるゲームなどのコンテンツを楽しみたい方にはこちらがおすすめです。
Oculus Quest
Oculus初の6DoF対応の独立型ヘッドセットが遂に2019年5月21日にVRデバイスを牽引しているOculus社から発売します。
価格が、64GBモデルが価格は64GBモデルが4万9800円、128GBモデルが6万2800円と他のハイエンドVRと比較しても安価で、ハイスペックPCもいらないと慣れば、これは買いです。
詳細や最新情報は、こちらの記事にまとめているので合わせてお読みください。
VIVE Focus
VIVE社初の6DoF対応の独立型ヘッドセットとして2018年10月30日に発売されました。
同じ独立型ハイエンドVRとしてOculusQuestと比較すると、価格が66,750円とに比べて高い点と、ヘッドセットは6DoF対応なのですが標準コントローラーは3Dof対応(6Dof対応コントローラーも販売予定)な点でOculusQuestの方が魅了にみえるのが現状です。
VR空間に入り込みたいなら「ハイエンドVR」
ハイエンドVRは、パソコンを接続して他の商品ではできない手や体の動きをトラッキングする機能を持っています。
なので仮想空間に自分の分身を投影し、物を投げたり、掴んだりとより仮想空間の中に入り込めます。
ただこちらはVRヘッドセットが4万円台からなのに加え、パソコンの高スペックなものが必要なので、ガチ勢向きです。
こちらは、コントローラーもヘッドセットも6DoF対応しているので存分にVRの世界が楽しめます。
Oculus Rift S
Oculus Rift SはPC向けのVRヘッドセット「Oculus Rift」の改良版です。
解像度の向上などに加えて外部センサーが不要となっているなど導入の敷居が下がりました。
同じOculus社のOculus Go/Questと違って別途ハイスペックPCが必要なのでご注意ください。
Oculus Rift
米フェイスブック傘下のOculus社が提供するハイエンドVRヘッドセットです。
VRヘッドセットブームの火付け役的存在で、業界を牽引しています。
【2018年11月27日追記】公式サイト以外にも、Amazonでも正規品が購入できるようになりました。
またパソコンに求められる推奨スペックもそれなりに高性能です。こちらの記事にまとめたので参考にしてみてください。
PlayStation VR
PlayStation VR PlayStation Camera 同梱版
ソニーが提供するハイエンドVRヘッドセットです。こちらは、接続するハードとしてパソコンではなくPlayStation4が必要になります。なので、逆にいうと、PlayStation4をすでに持っている人には導入しやすい機種です。
HTC VIVE
ゲーム配信プラットフォーム「Steam」を運営するValveと、台湾のHTCが提携して提供しているハイエンドVRです。最大で対角線5m分の空間を自由に歩き回れる「ルームスケール(部屋サイズ)」の体験ができます。また商用利用が認められているため、VR体験施設で使われています。
こちらは公式サイトとAmazonの両方で品薄状態で、入荷してもすぐに売り切れるほどの人気です。
またパソコンに求められる推奨スペックもそれなりに高性能です。こちらの記事にまとめたので参考にしてみてください。
Windows Mixed Reality
Acer Windows Mixed Reality ヘッドセット AH101
マイクロソフトといろいろなメーカーと提携して提供しているハイエンドVRヘッドセットです。
特徴として、他の機種に比べると低スペックなPCでも動きます。また、いろいろなメーカーと提携することでデザインや価格にバリエーションがあります。提携している会社としては、Acer、Dell、Lenovo、HP、富士通あります。
ノートパソコンでも楽しめるのが魅力の一つですが、最大限に楽しもうと思うとパソコンに求められる推奨スペックもそれなりに高性能です。こちらの記事にまとめたので参考にしてみてください。
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まとめ
この記事では、VRゴーグル・VRヘッドセットの種類と違いを紹介してきました。
このように、VRゴーグル・VRヘッドセットも様々な種類と特徴があるので、自分が何を必要としているのかということを考えた上で、もっとも相応しいところを選ぶのが賢い方法といえるでしょう。